お子さんが学校で「ぼっち」になって寂しく感じているケースがあると思います。
お子さんが「ぼっち」だと、学校生活が不安になったりしますよね。
- うちの子は大丈夫だろうか
- 「ぼっち」でも大丈夫な対処法を知りたい
という方もいるかと思います。
そこで、この記事ではお子さんが「ぼっち」で困っている方に向けて元教員が解決法を書いていきたいと思います。
学校は「ぼっち」でも大丈夫

基本的に、学校でぼっちでいることは特に問題ありません。
「ぼっち」でいて辛いこともあるかと思いますが、学校生活的には悪いことをしているわけではないので安心してくださいね。
学校生活として、悪いのは以下のような生徒です。
- 友達とトラブルを起こす
- 素行が悪い
- 授業をしっかりと受けない
クラスの中にも、数人はいるのではないでしょうか?
しかし、「ぼっち」のお子さんであれば真面目に過ごしている方がとても多いはずです。
他人の目は気になるかもしれませんが、全然大丈夫なのでまずは安心してくださいね。
教員が「ぼっち」を注意する理由
とはいえ、教員から「ぼっち」であることを叱られるというケースもあるかもしれません。
「友達の輪の中に入りなさい」みたいな注意を受けたお子さんもいるかもしれません。
これは、学校の管理職(校長・教頭)などが誤った考えをしていることが多いのです。(1人でいることは悪いこと)
基本的には、トラブルが起きなければ1人でいることは何も問題ありません。
しかし、管理職(校長・教頭)などはすべてのクラスの状況を把握しているわけではないですよね。
そのため、クラスに「ぼっち」の子がいると、「いじめられているのではないか・・・。」「友達と揉めた?」などと不安に感じてしまうのです。
その不安を払拭するために、管理職は担任に対して「友達の輪に入れていない子がいる」と注意することがあるのです。
結果的に担任は、管理職(校長・教頭)から言われたので「ぼっち」をやめるよう注意したりします。
「ぼっち」の対処法

とはいえ、「ぼっち」でいると結構大変に感じることもあると思います。
できるだけ、学校で過ごしやすくなるためには以下の点に気をつけると良いと思います。
勉強する
「ぼっち」のお子さんが学校で過ごしやすくなるためには勉強に力を入れると良いです。
勉強ができるお子さんは教員からの好感度もあがりますし、将来にも役立てることができます。
1人でいても、周りが「勉強しているんだな」と勝手に解釈してくれるので楽です。
学校では大半の時間が授業に充てられますよね。
しっかり勉強しておけば、学校生活もイージーモードです。
周囲と合わせてみる
余裕があればで良いですが、周囲に話しかけてみるのも手です。
無理に話さなくても、できる範囲で大丈夫です。
自分から話すのが苦手な人は、聞き手に回るだけでも十分です。
面白そうなポイントで、適当に笑っておけばその場をしのげます。
先生からも「友達と楽しそうに話しているな〜」と思ってもらえるはずです。
1人キャラを確立する
実は「1人キャラ」を確立するのが1番楽だったりします。
1人でいることを、周囲が違和感なく受け入れてくれれば特に問題ないですね。
私も教員時代に、他の学校から転校してきたお子さんに会ったことがありました。
その子は転校してから何日も1人でいたので、周囲はとても心配していました。
しかし、だんだんと1人で本を読んだり絵を描いたりするのが好きなお子さんだということに気づき周囲も何も思わなくなりました。
「ぼっち」で過ごしたいと考えている人は、1人描いた絵や作った曲などを周囲(先生など)に見せてみると良いかもしれません。
友達がいなくて大丈夫だと周りが認識すれば、学校でも過ごしやすくなると思います。
今後は「ぼっち」が活躍する時代

学校では集団で動くことが多いため、「ぼっち」が好きなお子さんにとっては辛いかもしれません。
しかし、「ぼっち」として働く方法はどんどん増え続けています。
アーティストなどは1人でものづくりをする時間がたくさんあります。
「ぼっち」を生かした働き方だといえるでしょう。
また私もフリーランスのライターとして活動していますが、基本的に1日中「ぼっち」で仕事を進めています。
実際にフリーランスとして働くようになってから、世の中には「ぼっち」でも大丈夫な仕事がたくさんあることを知りました。
将来が不安になるかもしれませんが、全然問題ありません。
学校の友達はあまり意味がない

「ぼっち」の人は、学校で友達を作らなければいけないと不安になっているかもしれません。
しかし、学校で友達を作る意味はあまりないと思います。
私自身、学生時代はある程度友達がいる方だったのですがライフスタイルが変化するにつれてどんどん学生時代の友達は減っていきました。
調べてみても、学生時代の友達が離れていくのは割と普通みたいですね。
「結婚するタイミング・就く職業」などが異なれば、学生時代の友達も離れていきやすくなります。
保護者の方にとっては、お子さんに友達がいなければ不安になるかもしれません。
しかし上記で挙げたように、将来的に1人でできる仕事はたくさんあります。
学生時代の友達がいたとしても、いずれ疎遠になる確率が高いです。
そのため、学校で友達を作ることにそれほどこだわる必要はないかと思います。
教員も問題行動を起こさないのであれば、「友達が多い・少ない」はそれほど気にしていません。
まとめ
お子さんが学校で「ぼっち」なのはかなり不安だと思います。
しかし、周囲や教員は意外と気にしていなかったりするものです。
ぜひ今回の記事を参考にしつつ、気楽に学校へ通っていただければと思います。