先生に用事がある場合、職員室に行かなければいけませんよね。
とはいえ、
- 子どもが職員室に行けずに困っている
- 緊張せずに行ける方法について知りたい
というように悩んでいる親御さんもいるかもしれません。実際は職員室に抵抗なく行けるお子さんにはいくつか特徴があります。
この記事では、実際に教員として勤めてきた筆者が職員室に行きやすくなる方法について解説していきたいと思います。
3分程度で簡単に読むことができると思いますので、ぜひ見てみてください。
職員室が怖いというお子さんへ

職員室が怖いと考えている人は、教員に怒られるのに怯えているのではないでしょうか。
教員が叱るポイントとしては、以下のものがあります。
- 入るときにノックしない
- 名前を言わない
- 敬語を使わない
大体怒られているお子さんの特徴を見ていると、上記のことができていないんですよね。
親切な学校であれば、職員室の前にセリフを貼っている場合もあると思います。
(子供を叱る前に、ちゃんと教員が用意するべきだと思いますが。)
もし、ある場合はその通りに読んでいけばほぼ問題ないでしょう。
以下に、学校によくあるテンプレートを載せておきました。よかったら参考にしてみてください。
(ノック)
失礼します。○年○組の〜です。△△先生はいますか?
(読んでくれた先生に対して)ありがとうございます。
割とこれだけでOKです。
叱られるお子さんの大半がノックをせずに先生の名前を呼ぶので、「誰ですか?」と言われて叱られてるのです。
自己紹介は必ずするようにしましょう。
大半の教員は気にしていない

上記では、職員室の入り方について説明しました。
とはいえ、大半の教員が職員室の入り方なんて気にしていません。
もし、お子さんが倒れて緊急事態だったらどうするんですか?職員室の入り方なんてこだわっている必要ありませんよね?
結局、教員のプライドによる部分が多いわけです。「職員室は尊い場所だから、ちゃんと気を使いなさい」という間違った考えを持っているからだといえるでしょう。
とはいえ職員室の中には3〜4名くらい、やたら入室のしかたにこだわる教員がいるんですよね。
他の先生は、一応形だけ合わせていますがその先生たちがいない時は普通に気にせず職員室に入れたりしていますからね。
正直、職員室の入り方にこだわっているのは一部の人だけです。あまり怖がらなくてOKです。
職員室の雰囲気は悪い

親御さんの中にも、職員室に行きにくいと感じる人はいるんじゃないですかね?
たとえばPTAの活動などで、職員室のコピー機を借りなければいけない場面があります。
そういった保護者の方を見ると、すごく気まずそうなんですよね。
でも、基本的に職員室の雰囲気は悪いです。みんなが仲良い職員室があったら、かなりレアな方だと思います。
職員室の雰囲気が悪いから、教員の離職率も高いし病気になる人も多いんです。
そもそもの環境が悪いので、割り切って大丈夫だといえます。
保護者の方は悪くないので、安心してくださいね。
まとめ
今回は、職員室についてでした。
入るのは勇気がいりますが、職員室は基本的に雰囲気が悪いので。
叱られるかもしれませんが、気にしなくてOKです。
叱らなければいけない環境(職員室)を作った大人が悪いんです。
今回の記事を参考にしていただければ幸いです。