お子さんが、「支援学級に入れないのではないか」と悩んでいる保護者の方は多くいると思います。
自分のお子さんのレベルにあったクラスに入りたいと思うものですよね。
- 支援級に入れない親なんているのだろうか?
- もし入れないケースがあった場合はどうすればいい?
上記のように悩む方に向けて、元支援級担任の立場から記事を書いていきたいと思います。
2分程度で簡単に読むことができますので、見てみてください。
支援学級に入れない親はいるのか?

支援学級に入れない親というのは、ほとんどいないというのが私の考えです。
毎年のように、支援級を見学に来る親御さんがいたのですがそのほとんどが支援級への入籍を決めていました。
断ったケースは、聞いたことがありません。
見学できるということは、言い換えれば親御さんの方に決定権があるということです。
支援級に行くお子さんを教員側がジャッジするのではなく、親が決めます。
実際に教員の間でも、「来年はたくさん支援級の子が入ってくるらしいよ〜」「こんなにたくさんの子が支援級にきたら忙しくなるよ〜」といった会話が多くありました。
たくさんの子が入って来たとしても、教員側は断れないということですね。
それくらい支援級には入りやすいものなのです。
また普通級で馴染めなかったお子さんに関しても、すぐに支援級にくる傾向があります。
かなり入りやすいと考えて良いでしょう。
とはいえ、何かしらの障がいがなければ支援級に入ることは難しいかもしれません。
支援級に入れなかったらどうしたらいい?

では、仮に支援級に通えなかった場合はどうすれば良いのでしょうか?
その場合は、普通級に堂々と通えばいいと思います。
支援級に入れなかったということで、普通級のお子さんに迷惑をかけてしまうのではないか?と不安に思う親もいるかもしれません。
でも普通級でOKと判断を下したのは学校側です。普通級で何かトラブルがあったとしても学校のせいにして良いでしょう。
友達とトラブルが起きた時には相手の親に、「学校に支援級に入れてもらえなかった」と伝えればいいです。
親御さんは何も悪くありません。
あまりに普通級でトラブルが続くようであれば、学校側が「支援級に入ってくれないか?」とお願いしてくることだと思います。
最近の学校は、クラスについていけないとすぐに支援級に入れようとする傾向があります。
私の知り合いでも、担任から「発達障がいではないか?」と言われたにも関わらず検査してみたら何も出なかったケースもあります。
普通級に通っていて合わないなら担任が支援級を勧めてくれます。それを待てばOKです。
支援級は割と入りやすいと思いますよ。
まとめ
支援級に入れない親は、ほぼいないと思います。
もし入れなかったとしても、自信を持って普通級に通わせましょう。
学校の責任ですので、親御さんは悪くありませんよ。