発達障害チェックの子ども向け方法【簡単にできる】

チェック アイキャッチ 保護者

自分の子供が発達障害なのではないかと気になる人は多くいると思います。

学校の先生や周囲から言われたりすると、気になったりするものですよね。

  • 発達障害かどうかをチェックする方法が知りたい。
  • 専門家の目線で、良い方法で確認できないだろうか。

上記のように悩む人に向けて、元支援級担任の立場から解説をしていきたいと思います。

2分程度で、簡単に見ることができますのでぜひ参考にしてみてください。

発達障害チェックの子ども向け方法

障がい チェック

子どもが発達障がいかどうかは、割と簡単にチェックすることができます。

以下で具体的な方法を挙げました。

ADHD

ADHDについては、以下のような特徴があるか見てみるのが良いと思います。

  • 友達とよくトラブルを起こしてしまう。
  • 忘れ物が多い
  • 刺激などにすぐに反応してしまう。
  • 突然パニックになったりする。
  • 考える前に行動してしまう。

上記のような特徴が割とあるかと思います。

家の中だと、なかなか見つけるのが難しいかもしれませんね。学校での過ごし方や様子などをみるとADHDの子は結構特徴があったりします。

場合によっては担任の先生に聞いてみたり、授業参観の時の様子などを見るようにするとわかりやすいかもしれません。

自閉症

自閉症の子の特徴としては、以下のようなものがあります。

  • 毎日のルーティーンがある。
  • ルーティーンが崩れると、パニックになる
  • 他人が言ったことを繰り返す
  • 自分の世界がある
  • 成績はそんなに悪くない

自閉症の子だったりすると、割と話し方に特徴があることが多いように感じます。

いわゆる「オウム返し」のような形で、相手が話したことを繰り返したりする特徴があります。

オウム返しについては、健常児にはあまり見られない特徴なので自閉症の可能性が高いかもしれませんね。

また、コミュニケーションを好まず友達とあまり話さなかったりすることも多いです。自分の世界をもっていてずっとそれに浸っているような感じですね。

とはいえ自分の世界を持っている子は結構多くいるので、自閉症か判断するのが難しいかもしれません。

他にも、ルーティーンがあるのが大きな特徴だったりします。学校でいうと登校してからは必ず校内のある場所にいかないと落ち着かないという子もいます。

単純にわがままな子もいるかもしれませんが、ルーティーンが崩れると嫌がる場合は自閉症を疑ったほうがいいかもしれません。

学習障害

学習障がいの場合は、以下の点をチェックするといいでしょう。

  • コミュニケーションなどはできているが、勉強が苦手。
  • 読み書きや計算などが苦手
  • 理解するのに、かなり時間がかかる。

他の部分については特に何も問題はないのに、勉強だけが著しくできていない場合は学習障害を疑うほうがいいでしょう。

単純に勉強が苦手な子もいるので、学習障害を見抜くのは難しいかもしれません。

とはいえ、どれだけ教えてもなかなか習得できなかったり1つの教科だけが全然上達しない。といった場合は学習障がいを考える必要があるといえるでしょう。

学校での過ごし方

学校 過ごし方

お子さんが長く過ごすのは「学校」なので、障がいについても学校での過ごし方がベースとなって考えられるかと思います。

まず、困難が見つかった場合は担任か専門機関に相談してみましょう。

担任の先生は何人ものお子さんを見ていますので、健常児か障がいがあるかどうかは割と簡単に見抜けたりするものです。最初は担任に相談してみるのがいいでしょう。

とはいえ、担任との関係が悪かったり相談しにくいケースもあるかと思います。

その場合は専門機関に相談してみましょう。障がいに対する知識も豊富ですし、場合によっては検査なども紹介してくれるかもしれません。

かなり具体的な方法を教えてもらえるのはいいですね。

たぶん、障がいを持っているお子さんは学校でたくさんの悩みや問題を抱えていることだと思います。

親もしっかりと寄り添いつつ、相談に乗ってあげるようにしてくださいね。

まとめ

発達障がいのチェックについては、難しいと感じるかもしれません。

ですが、ご自身でできる部分もありますので今回の記事を参考にしつつ取り組んでみてくださいね。