教員の心のケア方法

その他

こんにちは。まつむしです。

教員のみなさんは、毎日長い労働時間で大変な思いをしているんじゃないかなーと思います。

そうなってくると、いかに心に負担をかけないように過ごしていくかということがすごく大切になってくると思います。

今回は教員の方向けに「心のケア方法」について書いていきたいと思います。

生徒との人間関係に深入りしない

1つ目は「生徒との人間関係に深入りしない」ことです。

子どもたちに指導が終わり、放課後職員室に戻ってから「あの言い方大丈夫だったかな?」とか「自分が言ったことで生徒が傷ついていないかな・・・?」とか

一人で反省をしてしまったりしていませんか?自分はこういうことが結構たくさんありました。

でも、人間関係で悩むってすごく心に負担がかかる行為なので、後からくよくよ考えるとすごく疲れると思います。

意外と相手は、自分が思っているほど気にしていなかった!ということもあると思います。

それよりも、「明日はこう話しかけてみよう!」とか「授業はこうやって教えよう!」などと前向きに考えるのが良いと思います。

過去は変えられないですけど、未来のことは変えることができます。

「生徒との関係に深入りしすぎる」と消耗するので、あまり考えないようにするのが良いと思います。

コツとしては生徒と接する時、常に「give」するように心がけることです。

自分から生徒にgiveする視点があると、後から後悔することが少ないです。「自分はやるだけのことをやった!」というように思えるので。

放課後は事務作業などもたくさんありますよね?そんな中で、いちいち生徒との関係について考えすぎていると身がもちません。

なので、「生徒と接している時間」「放課後に仕事をする時間」と割り切っていくことは大切です。

明日できることは明日やる

明日に回せる仕事は、なるべく明日やるようにしましょう。

自分は、「仕事を早く終わらせれば、後から自由な時間ができる」と考えていました。そうすると休むことができるので。

でも、そんなにうまくはいかなくて😂

早く仕事を終わらせると、その分誰かから仕事を頼まれるんですよね。

しかも、公務員となると仕事をたくさんやったところで給料は変わらないので、モチベーションはダダ下がりです。

なので、自分の心のためにも、明日できることは明日に回してのんびりやっていくほうがいいと思います。

教員の方って結構のんびり仕事をしている人が多いと思います。「明日のことは明日やればいいや」と思っていたり、のんびりしすぎて提出期限を遅れたり(これはダメですが。。。)

なので、周囲と足並みをそろえるといった意味でも、のんびりと仕事をして全然平気だろうな。と思います。

一人で抱え込まない

教員は担任をもつと、一人で何十人もの生徒を見なければいけなくなります。そのため、何か問題が起こったりするとついつい一人で抱えてしまいがちです。

でも、一人で抱え込んでしまうと精神的に辛いですよね。誰にも相談できない状態で一人で考えているとすごく苦しいと思います。

そんな時、職場に相談できそうな同僚や先輩はいませんか?全員とは言いませんが何人かあなたの話を聞いてくれるような先生もいるのではないでしょうか(いなかったらそれはヤバイ職場かもしれませんが・・・)

そういった先生に軽く相談してみるのがいいと思います。

優しい人はきちんと話を聞いてくれるだろうし、場合によってはその人から他の先生に繋げてくれる場合もあります。

すると、悩んでいた問題があっさり解決してしまうようなこともあります。

悪い職場だと、相談した時に「あなたの指導が悪い!」とか「しっかり生徒を見て!」などと怒られてしまうかもしれません。

そういう人には相談しなければいいし、万が一周りが全員そんな人ならば辞めてしまってもいいと思います。

誰にも相談せずにやっていけるほど先生の仕事は楽ではありません。できる限り相談をして自分の心を軽くしていきましょう。

また、自分が心を開くことで、相手と打ち解けたり相談しやすい関係になっていくこともあります。

ぜひ、どんどん相談をして心を開いていきましょう。

大事ではないことは適当に

真面目な先生ほど、全てのことを全力でこなそうとします。授業・書類作り・教室掲示・採点・保護者対応・・・・・

でも、全てに全力でやると絶対にキツいです。教員の仕事はあまりに多すぎて、常に全力でできるようなものではないんですね。しかも、同僚や上司も自分の仕事で精いっぱいで「休憩しなよ」とは言ってくれません。

なので、自分で力を抜きながら仕事をしていく必要があります。

では、力を抜いていい仕事とは何でしょうか?

そのヒントは、学校の教育方針にあります。学校によって大事にしているものが違います。

だいたい、校長の価値観が教育方針に影響していることが多いのですが、授業を大事にしている学校・教室環境にこだわる学校・校内の掲示にこだわる学校・書類を細かくまでチェックする学校などいろいろな学校があります。

力を抜いて仕事をしていくためには、その学校の大切にしていることは何かを見極めてそれに力を注いでいくことが大切です。

そしてそれ以外は適当にやりましょう☺️周囲の様子を見ていても力の入れどころは分かってくると思います。

上手な先生はこの見極めがうまいです。

他の学校から異動してきてすぐの時は、誰よりも早く電話をとっていたのに、異動後、数ヶ月したら電話を取らなくなる。ということもあります。

このような場合は、前の学校では電話をいち早く取る必要があったけれども異動後はそれほど重要ではなくなったということですね。これで一つ心の負担が減りました。

また、適当に仕事をすることは子どもにとっても良い場合があります。ある程度教師がゆるく適当なスタンスである方が子どももリラックスできます。

リラックスできれば、子どもの問題をいち早く聞くことができたり、どんなクラス経営や授業をすれば良いかについても参考にできます。

以上のように大事ではないことは適当に、ゆるくやっていくことで大きなメリットが得られる場合があります😊

マスクをつける

最後に、これは奥の手といった感じにはなりますが、「マスクをつける」という方法です。

マスクをつけると、大きく3つのメリットがあります。

  • 人との間に壁ができた感じがして。気持ちが楽になる。
  • かぜの予防になる
  • 周囲から同情してもらえる。

という3つです。

最初に、人との間に壁ができたような感じになるという部分ですが、マスクをしていると表情が相手から見えなかったり、顔の一部分しか見られないので自然と壁ができたように感じます。

この壁が結構大事で、たかがマスク1枚はさんでいるだけだと思っていても気持ちが大違いなんですよね。この1枚があるだけで感覚が違ってきます。

そして、2つ目が「風邪の予防になる」です。

これはみなさん分かると思いますが、マスクをつけていれば当然風邪の予防になりますよね?

教員の仕事はかなりストレスフルな仕事なので免疫力も落ちやすいです。また、たくさんの生徒と接しなければならないので風邪をもらいやすいです。

なので、マスクをして風邪を予防しておくとそれだけでかなり安心感があります。

3つ目が相手から同情してもらえることです。

これは、ややずる賢い考え方にはなりますが、マスクをしていると病人に見えますよね?

病人にはほとんどの人が優しく接するでしょうから、マスクをしているだけで周囲から優しく接してもらえるという訳です。

僕も、マスクをつけていると「なんとなく周囲が優しいなあ。」と感じた経験はあります。

なので、試してみる価値は有りかなあと思いました。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は教員の心のケア方法についてまとめてみました。

教員の仕事はすごくストレスフルなので、日頃からどうやってストレスを減らしていけるかというがすごく大切だと思います。

今回の記事を通してみなさんが少しでもストレスを減らして過ごすことができたなら嬉しい限りです。

では、またお会いしましょう☺️