教員になった人は本を買いたいと考えることも多いと思います。
成長したいという気持ちもありますし、仕事が少しでも楽になれば・・・という気持ちで読む方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、
- どんな本を選べば良いかわからない
- 現場ですぐに役立つ本が知りたい
と考えている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、本を読むことで実際の現場で効果があった3冊を紹介したいと思います。
以下の本の内容を実践することで、児童の反応も変わり「授業が楽しい」という子や休み時間まで勉強する子も出てきました。
3分程度でサクッと読むことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
教員の本の選び方

教員の本については、選び方がとても重要になってきます。
というのも間違った本を選んでしまうとモチベーションが下がりますし、メンタル的にもきついです。
教員の方は毎日疲れ切っていると思うので、本を読むときぐらいはゆるく読みやすいものを選びたいと思いますよね。
基本的に、以下の内容の本については割と読みやすかったです。
- 読者に寄り添った書き方
- すぐに実践できる内容
まず、「読者に寄り添った書き方」については読み進めていく上でとても大切です。
特に教育書にありがちなのが、「俺の考えNo.1!」的な上から目線の語り口の本です。
やはり読み進めていくのがしんどいですし、1つのやり方にこだわらず柔軟に対応していく必要があるでしょう。
もう1つは「すぐに実践できる内容」ということです。
教育理論的なものは大切なのですが、難しすぎたり現場で生かすのが大変だったりします。
絵や図などを用いてわかりやすく、すぐに使うことができればモチベーションもあがりますね。
おすすめの本3選

では、実際にどんな本を読めば良いのでしょうか。
以下に読んで役に立った本を3つ挙げました。
わかる「板書」伝わる「話し方」
1冊目は、“わかる「板書」伝わる「話し方」”という本です。
栗田先生という方が書かれた本で、優しい語り口で読むことができます。
また、教員だけでない社会経験をされているので広い視野で読むことができるのが特徴だといえるでしょう。
そして何より良いのが、実践のしやすさですね。
どんな発問をすれば良いかというのがとても具体的に書かれていますので、すぐに使うことができます。
また、保護者や子供に寄り添う姿勢が大きいので未然にトラブルを防ぐことができます。
教員にありがちなのが、上から目線で保護者や子供から反感を買ってしまうことです。
しかし、特に物腰柔らかな性格の先生であればとても読みやすい本であるといえるでしょう。
私も、実際に心が軽くなりました。
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新卒教師時代を生き抜く心得術60
次におすすめするのが、「新卒教師時代を生き抜く心得術60」です。
私が初任の時に先輩教員からもらい、実際に役立った本になります。
初任の時は、教員の仕事で何をすれば良いのか全然わからないと思います。
覚えることが多すぎて困ってしまいますよね。
この本では、初任者がつまづきがちなポイント(授業・保護者対応)などで最低限覚えておくべきことについてまとめてあります。
とりあえず1年間乗り切りたいという人にとっては読んでおくべきだといえます。
(1年目を乗り切れば、2年目以降は割と楽になるといった内容も書かれています。)
初任の方以外にも気付きが多いのでおすすめだといえます。
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これからの教え方の教科書
教育というよりは社会人寄りのコーチングの教科書になります。
特に児童や生徒にたくさん指導をしていると、相手が年下なこともあって上から目線になってしまいがちです。
教育書にもそういったものがあるので、コーチングなど学校以外の教育方法を学ぶことも大切です。
実際、叱り方や指示の仕方などは子供達へ生かせるものも多いためとても生かせるものが多くありました。
また、今後教員を辞めて転職したいという方にとってもコーチングは必要なスキルとなってくるはずです。
いろいろな場面で生かすことができるので読むメリットは大きいと言えるでしょう。
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まとめ
今回は、本当に役立った本を3つに絞って紹介しました。
私自身、子どもの反応が変わったのが実感できたのでとてもおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。