子供が発達障がいを持っているといわれても、認められない親は多くいると思います。
子供の人生なので、簡単に認められるものではないですよね。
- 子供の発達障害を認められないのはおかしいのだろうか?
- 専門家の目線でアドバイスがほしい
上記のように悩む人に向けて、元支援級担任の立場から記事を書いていきたいと思います。
2分程度で簡単に読むことができますので、ぜひ見てみてください。
発達障害を認めない親へ【結論:それが普通です】

発達障害を認められない親についてですが、それが普通だと考えていいです。
我が子が発達障がいだといわれて、「はいそうですか」と簡単に受け入れられるわけではありません。
本当に発達障がいかどうかはわかりませんし、そうだったとしても時間をかけてゆっくりと受け入れていくものです。
すぐに受け入れられない自分を責めなくてもOKです。
学校からいわれる
子どもが発達障がいと言われるケースとしては、学校がほとんどではないでしょうか。
子どもはほとんどの時間を学校で過ごすことになるので、発達障がいについても学校から伝えられるでしょう。
多分、学習についていけなかったり問題行動が多かった。みたいなことをいわれるのでしょうか。
ここで注意しておきたいのが、担任は発達障がいの専門家ではないことが多いです。
中には、特別支援学校の免許をもっていて発達障がいに詳しい人もいるかもしれません。
しかし、たいていの場合は小学校の免許しかないので、発達障がいを知らないケースがほとんどです。
特にクラスの担任がいわゆる「はずれ」教師だったりすれば、子どもが問題行動ばかり起こすので見抜けるわけがありません。
要は、専門家でもないのに発達障がいだといわれても、認められるわけがないのです。
いたって普通の感情です。
子どものことを考える
あなたは、子どものことだけを考えていればOKです。
要するに、子供が楽しく学校に通っていて普通に過ごせているようであれば気にしなくてOKです。
担任の言葉も無視してもOKです。
担任は何人もの子供を見ています。それに対して、あなたの子供は親であるあなたが一番知っているはずですよね。
なので、簡単に認めずに自分の感覚を信じるようにしましょう。
子どもが楽しんでいればそれでOKですよ。
専門機関に相談
とはいえ、子供が学校で苦しんでいるとか勉強についていけないケースもあるかもしれません。
この場合は、発達障がいに関する専門機関に相談してみてもいいかもしれません。
大切なのは、専門機関に相談することです。学校は障がいについて詳しくないので、相談しないほうがいいでしょう。
そこで発達障がいという診断がでれば、それに合わせた生活をしていけばいいです。
専門家の意見ですので、取り入れれば子どももかなり過ごしやすくなるはずです。
相談相手は大切ですね。
障がいへの理解は深まっているから大丈夫

子どもが発達障がいだといわれれば、少なからずショックを受けることだと思います。もちろん、簡単には受け入れられません。
とはいえ、障がい者が生きやすくなっているのは事実です。お子さんが大人になる頃には、かなり生きやすくなっているのではないでしょうか。
まず、障がい者の人数自体が増えているといわれています。以下のグラフにも書かれています。
以前に比べてどんどん増えていますね。今後も増えると考えられるでしょう。そうすると、障がい者がマイノリティではなくなってきます。世の中全体も、障がい者を受け入れる体制が整ってくるでしょう。
未来は明るいです。
また、芸能人やその家族でもカミングアウトする人が増えてきています。芸能人の影響力は大きいので、今後障がいへの理解も深まってくるでしょう。
さらに、天才といわれる人でも発達障がいを持っているケースがあります。エジソンやビルゲイツが発達障がいだったのではないかともいわれていますね。
お子さんも大きな可能性をもっているかもしれません。
発達障がいを認められないこともあるとは思いますが、ぜひポジティブに考えつつ過ごしてもらえればと思います。
まとめ
発達障害といわれれば、どうしようと戸惑うこともあるかと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです。