こんにちは!
今回は、「教員の再任用制度について」です。
現役教員の方は、再任用の先生方と一緒に働くことも多くあると思います。
言い方は悪いですが、再任用の先生と一緒に仕事をしているとキツくないですか?
かなりやりづらく感じることも多いんじゃないかと思います。
そこで今回は、「再任用制度をなくしたほうがいい」という視点で記事を書いていきたいと思います。
教員の再任用制度はなくすべき

まず、教員の再任用制度なんですが基本的に優秀な先生は再任用をやらないです。
優秀な先生ほど、早く退職して他のコミュニティーに属することが多いからです。
(優秀な先生は、ほかに居場所ができます。)
教員を定年間際まで勤めている先生の多くは、他の機関からの仕事をお願いされたり、信頼できる友達が多くできます。
そのため、優秀な先生は定年と同時に学校の仕事を辞めて、他のところへ移っていくのです。
定年後に友達同士で過ごす先生、違った機関からお声がかかり働くことになった人などを見てきました!
また、今の教員の労働環境はかなりひどいです。
優秀な先生は学校現場に魅力を感じず定年と同時に退職することが多いです。
実際に定年間際になって、他校から「再任用でうちに来てくれないか?」と誘われた先生を知っています。(とても優しくてステキな先生でした。)
その先生も、再任用はせずに断っていました。
また、私の勤務先の校長は休み時間になると子どもが校長室に話にくるほど大人気ですごい方でした。
その校長もやはり、定年前に「再任用はしない」と断言していました。
力量不足の先生が残る
前のところで書いたように、良い先生ほど再任用はしません。
良い先生ほど、
・学校以外からも必要とされる
・学校現場に嫌気がさしている
ということが多いからですね。
結果的に、再任用で働くのは力量不足の教員が多くなります。
言い方は悪いですが、「他からも必要とされない・劣悪な労働環境でも仕方なく働くしかない。」そういった力量不足の教員ばかりが再任用をするようになります。
再任用の教員に対して職員室内で不満を持っている人も多いです。
多く私が働いていたとき、当時の管理職でさえもお手上げ状態でした。
とはいえ、教員の世界では「年齢が高いほど偉い」という風潮があります。
そのため、再任用の教員が学校で1番権力があるというパターンも少なくないのです。
(実力不足にもかかわらず。)
再任用制度をやるなら
基本的に、教員は退職金を多くもらえますので、退職後まで働く必要はそんなにないと思います。
とはいえ、再任用制度を続けなければいけない事情もあるでしょう。
私は、もし再任用制度を続けるのであれば、企業の役職定年を見習って低い立場にするべきです。
たとえば今、教員の世界だと校長が再任用をした場合、校長の立場で続けることができるのです。
再雇用の教員の立場がいつまでも高いままだと、組織にとってよくないです。
若手にも悪影響でしょう。
もし、再任用制度をやるなら、役職定年をさせるべき。
力不足のようなら、辞めるべき
はっきり言って、再任用の教員がすごく実力があるというパターンは珍しいです。
実力がないにも関わらず、先輩だからという理由で他の教員が気をつかうことも多いです。
ひどい場合には再任用教員が、勤務中にもかかわらず若手に説教を始めたり、忙しいのに雑談をしたりします。
立場があるだけに若手もちゃんと対応しなければいけないので大変です。
もちろんステキな再任用教員もいるのですが、若手教員のペースを乱すような人なら辞めた方がいいと思っています。
これからの教育界を作っていくのは若手です。
再任用教員のムダな教育論は必要ありません。
アンケートの実施
再任用教員は子どもからもあまり好かれていなかったり、若手教員との感覚のズレが大きいです。
そこで、若手教員に向けて再任用教員がきちんと仕事をしているかアンケートでチェックするといいと思います。
というのも、民間の大手企業ではトップダウンの組織にならないよう「部下が上司を評価するシステム」が導入されていることがあります。
教員もきちんと組織として機能させていくためには、「部下が上司を評価する」必要があると思います。
再雇用の教員がいつまでも偉そうにしているのはおかしな話です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は少し強めな言い方になってしまった気がします。
とはいえ、再任用教員が迷惑をかけていたり、若手を潰してしまう場面を現場で多く見てきました。
そろそろ制度を見直す必要があるんじゃないですかね。
今後、教員の世界がもっとよくなっていくためになんとか改善をしていきたいところです。
それでは〜!